明けて「神戸ジャズストリート」2日目の7日(日曜)は2回のステージどちらも前日の最終と同様、
“メリケンパーク”の特設会場で行いました。
最初の私共の前の演奏者は、人気のジャグバンド「春待ちファミリーバンド」。
「春待ちファミリーバンド」は、この「神戸ジャズストリート」の常連で、いつも関西丸出しのMCは漫才以上、そして、その音楽も、
観客が一緒になって楽しむ、愉快で素晴らしいもので、私共も大いに楽しみ、また勉強になりました。
写真からも、楽しさが伝わってくると思います。
彼らの後の私共の1回目のステージは、14:30から30分で7曲。
演奏曲は下記。
1.One Too Many Morning
2.Oh, Miss Mary
3.500 Miles
4.A Worried Man
5.Further On
6.Grandfather's Clock
7.If I Had a Ship
ところがこのステージ、アクシデントで大変でした。
終盤途中で(バンジョー曲に入る直前)、バンジョーの共鳴盤で弦を支えているブリッジが大きな音と共に倒れて、全く演奏不能になり、
修理の為に中断してしまいました。
再結成以来、ステージで弦が切れたことは勿論、こんなアクシデントは初めてでした。
バンジョー弾きは、しゃがみこんで、修理に必死でしたが、簡単には復帰できず、お客様は勿論、司会の方にも、
ご迷惑をお掛けしました。
TUTの1回目のステージの後は、東京から招聘のプロ「デキシーキャッスル」の演奏。左の青木研さんは、日本No.1、いや
世界的にも、1・2と称されているバンジョー奏者です。最近、髪型を変えたので、別人のようです。
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○16:30−17:00 “メリケンパーク・ビエンナーレ特設ステージ” |
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TUT2回目のステージ(16:30〜)は、やはり7曲の演奏。
1.Jambalaya
2.The Leaving Of Liverpool
3.Oh Mary, Don't You Weep
4.Foggy Brown Mt. Light
5.Isn't It Grand, Boys
6.酒と泪と男と女
7.If I should Fall Behind
今度は、トラブル無しに、かなり納得の演奏が披瀝できました。満足・満足。
6曲目の「酒と泪、、、」を歌い終わったとたん、「上手い!」と最前列のおじさんから大声が掛かったのは、嬉しかったと同時に、
やはり日本語の力と思い、逆に未熟さも痛感した次第です。
後半では少し夕日が落ちてきて、ライトも灯ったイイ感じの写真です。
○中華街”サンセール”での打上げ会 |
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メリケンパークでの演奏終了後、TUTとしての打ち上げ会へ直行。
場所は、昨年も、またこの6月にもお世話になった、中華街にあるステーキの美味しい”サンセール”。
前回にも紹介したように、この店は40年来の「Lost City」のバンド仲間である、イチロウさんとマリちゃん夫婦(元「エミーズ」のカップル)が二人で切り盛りしているお店です。
サポーターの皆さんと一緒に、イチロウさんが腕を揮った料理の数々とワインを満喫しつつ、またまた私共は懲りずに楽器を取り出して、
無事「神戸ジャズストリート」を終えたことを祝って、ひと騒ぎしてしまいました。
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2007年10月8日 丹波篠山ツァー |
「第26回 神戸ジャズストリート」の翌日8日(体育の日)は、実行委員長の末廣さんご夫妻、
「Aces of Syncopation」と共に、サポーターの有志の方々と一緒に、丹波篠山へ。
丁度丹波篠山では、篠山城址跡周辺で「丹波篠山味まつり」が開催されており、名産の栗や黒豆などの特産物が売られていたり、
蕎麦や特産品が食べれる屋台も出ていましたので、郷土の味に舌鼓を打ったり、お土産や今晩の宴会用に地酒を買い込みながら、しばし秋の風情が漂いだした丹波の散策を楽しみました。
その後ホテル「VIP アルパインローズ・ビレッジ」に向かい、ここに宿泊し、後夜祭のPrivate宴会、そしてミニコンサートへ移って
いきました。
このホテルのロビーには、小ぶりながら立派なステージとPA装置が備わっており、大学や高校の音楽部やバンドの合宿で、良く利用される
とのことで、マネージャーや従業員の方々も音楽が大好きで、時々自らここで演奏を披露されるそうです。
そのステージでは先ず「Aces of Syncopation」が演奏。
彼らとは、私共が7年前「神戸ジャズストリート」に出演させてもらうようになってからの知り合いで、去年も「舞子ビラ」でのサポーターと
の皆さんとの打上げ会に一緒に参加しましたが、彼らはいつでも何処でも、手抜き一切無しで、お客様を楽しませようと目一杯演奏します。
偶然に同宿となったおじさん・おばあさんも聞き入ってました。
私共も客としてファンとして、彼らのスイングジャズをたっぷり楽しませてもらいました。
そして当然、彼らの後を引き継いで、TUTも演奏いたしました。
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「ほんま、ようやるわ!!」 |
以上 9月15日から始まった関西公演は、OB会や打上げ会のミニステージを含めると
計10回のステージ、延べ85曲を演奏させていただきました。
沢山の方々にお越しいただき、誠にありがとうございました。
これに懲りず、今後ともよろしくお願いいたします。ということで、次は、
・神戸では、12月8日(土)の「青春プレイバックコンサート」(兵庫県公館)
・東京では、来年1月12日(土)の「Back in Town」でのライブです。
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2007年12月8日(土) “青春プレイバックコンサート”出演 |
今年最後のイベントは(財)兵庫県芸術文化協会主催の「青春プレイバックコンサート」。この「青春プレイバックコンサート」は、バンド再結成後の2002年春以来
二度目の出演。
会場は、神戸山の手の兵庫県庁近くにある兵庫県公館(迎賓館)。築後100年の建物ですが、大切に保存されており、阪神大地震にもめげず、
外観・室内ともその威容に圧倒されました。
文字通り県のゲストハウスとして利用され、一般にも開放されて見学出来ます。
迎賓館に入ったロビーから階段を降りて演奏会場の扉へと続くWalkingスペース、クラシックムード満点で素晴らしいものでした。
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右上の写真は、コンサートの看板が立てかけてある兵庫県公館門前での、TUTのイベント時には、毎回カメラマンとして頑張っている上野夫婦です。
コンサートは、午後3時開演で、第一部45分を私共TUT・Excalibursのフォーク、後半の第二部が花岡詠二とグッドマン・ボーイズ(洒落名)
のスイングJazz。 私共は12時に迎賓館に集合し、2時からリハーサル(マイクテスト)、そして広い楽屋にて、この通り、練習、練習。
初めての会場は、いつもちょっと緊張しますが、演奏会場の中は、600人を超えるお客様で、大盛況。
しかもここはライブハウスや劇場
のようなスポットライトはなく、豪華なシャンデリアが煌々と輝き、さながらサロン演奏会のようで、客席も明るく、それこそアクビや
居眠りしているお客様がいると直ぐに分かるという、出演者にはちょっと厳しい会場でした。
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TUTのセットは下記で、タイトルの趣旨に沿って、フォークソングファンならずとも、懐かしいと感じていただけるような曲を中心に
して、そして最近私共が力を入れている歌を加えて、演奏させていただきました。
1. Tom Dooley(トム・ドゥーリー)
2. Michael, Row The Boat Ashore(漕げよ、マイケル)
3. San Francisco Bay Blues(サンフランシスコ・ベイ・ブルース)
4. Isn’t It Grand, Boys!(素晴らしきことかな!諸君)
5. The Final Trawl(最後の引き網)
6. Foggy Brown Mountain Light(霧に煙った山の妖光)
7. 500 miles(500マイルも離れて)
8. "ALONG THE EQUATOR"(4連歌−バナナ・ボート・ソング/マッセラ・バヒネ/リソイ/ライオンは寝ている)
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今回PAを取り仕切ってくれた「Key Noteスタジオ」のチーフの照屋さんは、小泉今日子似の美人で、
いつも彼女は涼しい顔をして、テキパキと6-7名のスタッフを指揮して、格好いいです。
TUTは、2004年夏に「Key Noteスタジオ」で最初のCD録音を行い、その時初めて照屋さんにお世話になりましたが、その後、
神戸でのステージでは、照屋さんと出会うことが多く、私共のことを良く理解してくれて、私共も安心して演奏に専念出来ました。
さて今回のユニフォームは、今までの縦縞から離れ、ちょっとお洒落に「Paul Smith」製。
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二部までのインターバルの20分間では、協賛のアサヒビールとUCC上島珈琲から、赤と白のワインやコーヒーが、ロビーで提供されました。
私共もワインを少々。
二部の花岡詠二とグッドマン・ボーイズは、サックス&クラリネット鈴木直樹、ピアノ山本琢、ベース水田欽博、ギター大西教文、ドラムス藤田、というメンバーで、いつもながら流石プロというか、Jazz好きの観客の前では、軽快に盛り上がって、ノリが一段違った感じでした。
やはりスイングJazzはご機嫌で、今回は特に、最後に演奏した全員ロック調の派手な演奏は、花岡さんのHome-Groundの浅草ハブや銀座のクラブ等でも聴けない圧巻もので、私共も、休憩時間のワインのほろ酔いも手伝って、心が浮き浮きして、楽しませていただきました。
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ということで、今年は特に多くの演奏の機会に恵まれ、またそれぞれの会場には、お蔭様で沢山のお客様にお越しいただき、充実した演奏活動を
させていただきました。
皆様に深く感謝すると共に、2008年もよろしくお願いいたします。
2008年は、1月12日(土)東京曙橋「Back in Town」でのライブからスタートします。
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